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シャイニング丸の内さんの出世指南 ー 間に合う人はがんばれ。間に合わない人は…

こんにちは。シエルです。

先日はてなのトップページで目立っていたので、シャイニング丸の内さんのブログのこの記事を拝読しました。

 

www.shiningmaru.com

 

いいですねー。自信があるって清々しい。

まだ間に合う人で出世を目指す人は、この通りがんばってみるといいと思います。

きっと明るい未来が待っていることでしょう。

 

出世のメインストリームに合流できなかった人は… どうしよう?

 

あと10年足らずでリタイアだっていうのに資産ゼロ、平均収入レンジ(つまりシャイニング丸の内さんの半分に満たないですね)のサラリーマンで、しかも家族を養っているのが私です。短大卒(それも通信)という学歴です。

去年引越しして(家、買えませんよ、賃貸です)、なけなしのお金をはたき、今は自転車操業みたいなもんです。

つまりシャイニング丸の内さんのおっしゃる「しょっぱいハゲオヤジ」のひとりです。

子どももいるし、よく考えると(考えなくても)この先大丈夫? って感じですが…

 

ずっとふらふらしていて、三十代の終わりの年に突然国外へ行き、同じく突然子どもが欲しくなり結婚し、文無し宿無しで帰国して、妊婦なのに拾ってくれた外資系の小さな会社に四十歳にして初めてまともに就職した私ですから、すべてが遅め遅めで、出世どころか就職においてはほぼ選択肢がありません。

ただ、超高齢で子どもを授かったこと、妊婦なのに正規雇用されたこと、この二点は今にして思えばミラクルです。(当時は気づいてなかった)

 

このように微妙にツイてはいたけれど、完全に「御愁傷様コース」の私は、さて、どうしましょう?

 

 エリートコース最強、出世ゲームはおもしろい(たぶん)

 

御愁傷様コースの私が言うのもなんですが、エリートコースは最強です。非エリートはエリートになれないけれど、エリートはいつでも非エリートになれる。

より多く選択肢が欲しいなら、エリートになっておきましょう。

目標設定して達成するのが好き、問題を発見して解決するのが好き、数字をあげるのが好き、競争が好き。

そういう人がエリートとしてサラリーマンになったら最強です。楽しい上に稼げる。

 

わかるんだけど、でもなあ、そういうことに興味持てないんだよね…という人は、もうなんか自分でみつけるしかないよ。

興味持てないんじゃなくて、そういう能力がないからそう言ってるだけでしょ? ってエリートの人は思うでしょう。

うん、それ、たぶん合ってる。

興味持てない、っていう時点でもう負けてるからね。

 

私の働いているちっちゃーい会社ですら、社内で重用される/されない、みたいなのあって、そんなの見てるだけでもうんざりします。

出世って、いい働きをしたらできるっていうようなもんじゃないんですよね。

明らかにAさんのほうが成果をあげているのに、ディレクターに気に入られているBさんのほうがよい評価を受ける、なんてことはざらにあります。

上司の意に添うのが第一。そこをはずしたら素晴らしい提案も通らないし、成果をあげても期待ほどの評価を得られません。

私の職場は外資だからか、その辺ものすごく露骨です。(日本の会社もそうなのかな?わからないけど)

 

出世ゲームは、本当にゲーム好きの人や心を家に置いて職場に行ける人向きです。

心折られてたまるか、こっちが折ってやる、っていう人がいい。

 

持てる資源を全部使うしかない

 

私は、そろそろ準備しないとリタイア後が大変、という時期に来ています。

(厳密に言うと、私にリタイアはありません。現職場を定年退職で去った後も何らかの仕事はしていくつもりです。そうしないと暮らせないし。笑)

 

出世もない、給与も頭打ち、退職金もない(!)、かといって(今より良い条件での)転職はほぼ不可能、資産ゼロの私は、とにかく持てる資源を全部使って、どうにか生きて行くしかないです。

持てる資源… 愛とか勇気とか?笑、マイナー言語のスキルとか。マイナー国に関するちょっとした知識とかつながりとか。(使えそうもないようなものばっかりだ…)

 

そしてこれが非エリートの非エリートたるゆえんですが、具体的にどうするかは、現時点ではなにも考えていません。

だってさ、明日どうなるかは明日にならなきゃわかんないもん。

先の心配をすると無限に心配になるし、ヘッジしようにもリスクが多過ぎるし。

 

先のことはわからない、はわかった。じゃあ、今はどうなのか、と言えば…

 

とりあえず雨風凌げて(借り物だけど)、ご飯も食べられてるから、そう悪くないんじゃないの。

と、思っています。しかも心の底から。

 

心の底からこう思える人だけが、非エリートの道をさほど不安なく歩めます(非推奨)。

 

決してお勧めはしませんが、もし非エリートの道を選ぶなら、周りの誰もやっていないような何かをやっておきましょう。

なぜなら、非エリートの私がどうにかこうにか生きてこれたのは、振り返れば、使えそうもないようなマイナー分野のスキルとかつながりとかのおかげなんです。

 

これはシャイニング丸の内さんがおっしゃっている「キャリア上のポジショニング戦略」と同じと言えば同じなんですが、ちょっと違うのは、必ずしもNo1じゃなくても大丈夫、ということ。「〇〇領域の〇〇はNo1」って、簡単に言いますけど、No1ってそう簡単じゃないです。だから領域自体をマイナー分野にする。ただし、ずっと学んで行く姿勢は必要。

 

でもね、せっかくマイナー分野のなにかをやっても、結局一生(キャリア的には)役に立たない、っていうこともあるということは、頭の隅に置いておく必要があるとは思います。だから好きでもないことを選ぶのはやめたほうがいい。

 

眺めのよい場所をみつけましょう

 

上で「エリートはいつでも非エリートになれる」と書きました。

それは本当だけれども、それはそれで結構難しいかもしれませんよ。

 

子どもの頃からみっちりクラシックバレエをやっている人が、大人になってアフリカンダンスを始めたとします。

鍛え抜かれた柔軟な身体、バレエの世界で相当難しい振り付けもこなして来ました。

アフリカンダンスなんて激しいだけで複雑な振り付けはなさそうだしすぐに踊れる、と思いますか?

 

振り付けを覚えたりステップを踏む事自体は簡単でしょう。でもそれは”踊る”の前段階です。

バレエの世界にはまっていればはまっているほど、アフリカンダンスを”踊る”ことは困難です。

 

バレエは軽やかで上へ上へ伸び/飛び上がる世界。

アフリカンダンスはどっしりと下へ下へ踏みしめる世界。

まったく違う世界なんです。

 

(厳密に言うと一口にアフリカンダンスと言ってもいろいろありますから、この記述にあてはまらないものもあります。あくまでも例です、念のため)

 

エリートと非エリートもまったく違う世界にいます。

いえ、同じ世界にいることはいるんですが、まったく違うものを見ています。あるいはまったく違うところから見ています。

どちらがよく見えているかなどと問うてもあまり意味がありません。

要はどちらの眺めが好きか、ってことだけです。

 

一度だけの人生ですから(輪廻転生や復活を信じている方にはすみません)、自分にとって眺めのよいところで、自分のダンスを踊りたいものですね。

 

 

 

 

 

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