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ちょっと立ち止まって考えたい人に『シーモアさんと、大人のための人生入門』

こんにちは。シエルです。

うまく時間がとれたので、久しぶりに映画を観て来ました。

 

映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』公式サイト

 

眠れるくらい穏やかな時間

 

50歳でコンサート・ピアニストをやめ、教えることに専念してきた84歳のピアノ教師、シーモアさんの物語。

ドキュメンタリーが大好き、音楽が大好きなので、ぜひ観たいと思っていました。

ツイッターなどでも「癒されました」「泣いてしまった」「心が温かくなった」「二回観ました」などなど、たくさん感想が上がっていますね。

 


映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』予告編

 

そんな素晴らしい映画なのに、なんと途中で(少しだけですけど)眠ってしまったんです! あーあ。

でも。ずーっとやわらかいピアノが流れてるんですよ、バックに。

今、疲れている人は要注意です。たぶんどこかで寝てしまいます。

 

音楽は人にいろいろなことをしてくれますが、頭を休ませ心を落ち着けて眠らせてくれるのもそのひとつだと思います。

 

眠ってしまいましたが、心に響く言葉はいくつもありました。

公式サイトにもいくつか集められていますね。

http://www.uplink.co.jp/seymour/aboutseymour.php#seymour-message

 

私にとって印象的だったのは、子どもの頃に楽譜を見て泣いていたところ、母に「なぜ泣いているの?」と問われて、「曲があまりに美しいから」と答えたという話。

これは、なにも教訓めいたものは含んでいませんが、この話自体が美しい。

こういう感受性を持っているからこそ、素晴らしい演奏家になれたのでしょう。

 

芸術について

 

レッスンの場面を見ていて改めて思ったことがあります。これはピアニストのお話ですが、他の楽器にも言えるし、もっと拡げて芸術全般に言えると思います。

 

それは、芸術とは細部がすべてである、ということ。

細部のためにさまざまな技術を用い、日々鍛錬する。

 

ピアノは手だけで弾くのではない。身体はもちろん、精神も、人生も、すべてを使う。

これも芸術全般に言えるでしょう。

すべてがそこに表れる。だから人が感動する。

 

 

ところで、私にはレッスンのシーンが一番興味深く、レッスンシーンだけのドキュメンタリーでもいいくらいだと思いました。インタビューして話をしてもらわなくても、十分いろんなことが詰まった映画ができたんじゃないでしょうか。

とはいえ、この作品が良くないというわけではありません。単に好みの問題です。

 

ああ、ピアノ弾けるっていいなあ!

 

 

 

 

 

 

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